歯学部入試もいよいよ迫ったこの時期に、
わざわざ東京歯科大学から
歯学部の教授と事務の方とお2人に
ご来校いただきました。
まあ、歯学部入試の直前においで下さるとなれば、
歯学部受験生をしっかり集めたいということでしょう。
お聞きしたところ、東京歯科大学への志願者は
前年同時期に比べるとかなり減少しているとのことです。
前年度(2009年度)の歯学部一般入試は
どこの大学も志願者を大きく減らしたのですが、
東京歯科大学の志願者数の減少が最も小さく、
ほぼ横バイで「さすが東京歯科」と思ったものです。
その東京歯科大学でも
これまで以上に歯学部受験生の確保に
力を入れているとなると
歯学部全体としては
予想以上に今年も歯学部志望者は減りそうです。
逆に言えば、歯学部受験生にとっては
大きなチャンスです。
ぜひ、このチャンスを活かしてもらいたいものです。
ちなみに東京歯科大学さんから
改めて大学のご説明をいただき
素晴しい大学だとの思いを強くしました。
東京歯科大学では現在、
稲毛にあるキャンパスの移転準備を進めており、
今年度(2010年度)の新1年生が4年生になる
2013年度から水道橋にキャンパスが全面移転となります。
もちろん、稲毛にある千葉病院はそのまま、
地域歯科医療の中核としての役割を担い続けて
いくことになります。
ところで、某大学の歯学部から
3月に講演のご依頼がありました。
先日の日本私立歯科大学協会での
私の講演を気に入っていただいたようで、
「全教職員に聞かせたい」とのことで
ご依頼をちょうだいしました。
大学側が歯学部受験生のことを知ろうとすること、
大学も変わっていかなければならないと考えていること、
これらはとてもいいことだと思います。