来年度の私立医学部、私立歯学部の入試要項が
各大学のホームページで発表されています。

主な変更点はこのブログでも随時お伝えしていますが、
私立歯学部で目につくのは、初年度の教育充実費を
値下げする大学があることです。

今のところ、ホームページで発表されているだけでも、
岩手医科大学歯学部、昭和大学歯学部、
神奈川歯科大学歯学部、鶴見大学歯学部、
朝日大学歯学部、福岡歯科大学歯学部の6校が
来年度から学費を値下げします。

これは今年度入試で、
私立歯学部17大学中11大学で定員を割るなど、
受験生の歯学部離れが進んでいることに対する
各大学の危機感の表れでしょう。

しかし、いくら歯学部離れが進むと言っても、
歯科医師という職業が
世の中からなくなることはありません。
世間の趨勢に流されずに、
しっかりと自分の目で見極めて、
進路を選ぶことが重要です。

さて、歯学部受験生の間で人気の高い東京歯科大学では、
来年からセンター試験利用入試で
英語のリスニングが不要になります。

また、センター試験利用のⅠ期では、
これまで物理・化学・生物のうち2科目必要でしたが、
1科目になります。

これは受験生にとって負担が少なくなると同時に、
志願者が増え、ボーダーラインも上がることが
考えられます。

ちょうど明日、東京歯科大学さんの入試ご担当者が
再度おみえになる予定です。
今回は入試の責任者の教授も来て下さるということなので、
その時にしっかりとお聞きしたいと思っています。