私立歯学部の推薦入試が近づいてきました。
既に私立歯学部はAO入試が先にスタートしていますが、
私立歯学部の推薦入試は11月1日(日)の神奈川歯科大学Ⅰ期、
鶴見大学歯学部Ⅰ期から始まります。
今年度の私立歯学部推薦入試は私立歯学部17大学全てで行われます。
私立歯学部推薦入試は指定校制と公募制がありますが、
公募制推薦入試を行わないのは明海大学歯学部だけです。
明海大学歯学部を除く16大学では公募制推薦入試を実施しますので、
受験資格さえ満たせば、ほとんどの歯学部推薦入試が受けられることになります。
さて、私立歯学部推薦入試で注意してもらいたいのは、
試験科目をしっかり把握することです。
例えば、東京歯科大学の推薦入試では
英語、数学(ⅠA・ⅡB)、理科(1科目)、小論文と
一般入試と同じ試験科目になります。
一方、日本歯科大学生命歯学部の推薦入試では、
英語と小論文だけが課されます。
日本歯科大学生命歯学部の一般入試では英語の他に
国語または数学、理科1科目が課されますので
一般入試とは違う試験科目になります。
もう一点、注意してもらいたいのは
「試験問題の量と難易度」です。
例えば、日本歯科大学生命歯学部推薦入試の英語の試験問題は30分ですが、
一般入試の英語の試験問題は60分です。
東京歯科大学推薦入試の英語試験時間は50分ですが、
一般入試では70分になります。
試験時間が違えば問題の量や難易度も当然、違ってきます。
歯学部の推薦入試を受験するのであれば、
推薦入試で出題される問題を解くための準備をして下さい。
過去問が無ければ、高校・塾・予備校に聞いてみるといいでしょう。