私立歯学部で公募推薦入試を実施している大学は
明海大学歯学部を除く16大学で、
指定校推薦入試を実施しているのは
日本大学歯学部、愛知学院大学歯学部、奥羽大学歯学部の
3校を除く14大学です。
私立歯学部は、ほとんどの大学で公募ないし
指定校推薦入試を実施していますので、
歯学部受験生の皆さんは推薦入試の受験を
検討されているのではないでしょうか?
また、私立歯学部は17大学中、
11大学でAO入試を実施しています。
推薦入試は合格した場合は必ず入学することが条件となる
専願制ですので基本的に1校しか受けることは出来ませんが、
AO入試は推薦入試とは別の入試になりますので、
推薦入試とAO入試の両方を受験することは可能です。
とは言え、私立歯学部のAO入試も、そのほとんどが専願ですので、
推薦入試とAO入試の両方を受けることは難しいと考えて下さい。
そうであれば、歯学部の推薦入試と歯学部のAO入試の中で、
どの歯学部を推薦入試とAO入試のどちらかで、
どう受験するのか迷うかもしれません。
日本大学松戸歯学部のように
指定校推薦入試も公募推薦入試もAO入試も全て行っている大学もあります。
日本大学松戸歯学部に限らず、
日本歯科大学新潟歯学部や鶴見大学歯学部なども
指定校推薦入試、公募推薦入試、AO入試全てをやっていますし、
公募推薦入試とAO入試を実施している歯学部も
多くありますのでなかなか複雑です。
私立歯学部AO入試(前期)は基本的に9月に試験が行われ、
10月にはAO入試の結果がでます。
公募であれ指定校であれ歯学部の推薦入試の試験日は
11月になりますので、AO入試をまず受けて結果が出なければ
推薦入試という流れになります。
歯学部AO入試・推薦入試は原則、専願制ですが
先に受けるAO入試の結果が不合格であれば、
推薦入試の受験が可能になります。
逆に言うと推薦入試の前に受験するAO入試で合格すると、
合格した歯学部に進学することになりますので、
AO入試に出願するなら、どこの歯学部のAO入試に出願するのかを
きちんと考えて下さい。もちろん、AO入試を受験せず
推薦入試だけの受験でも何も問題はありません。
尚、推薦入試で公募と指定校の両方に受験資格があれば、
指定校優先で考えて下さい。
明日も歯学部の推薦入試とAO入試についてお伝え致します。