駿台予備学校、河合塾、ベネッセ(進研模試)は
それぞれ、2021年度の私立歯学部入試難易度
を発表しています。
私立歯学部一般選抜の難易度を偏差値で表した、
いわゆる「歯学部の偏差値ランキング」です。
この「歯学部偏差値ランキング」を一つの表に
まとめると、気付くことがあります。
例えば「私立歯学部で最も難しい大学」です。
東京歯科大学と昭和大学歯学部、大阪歯科大学
を見てみましょう。
駿台予備学校が一番難しい私立歯学部とするの
は、昭和大学歯学部です。次いで東京歯科大学
と大阪歯科大学が同じ難易度(偏差値)で続く
としています。
ベネッセは、東京歯科大学が一番難しいとし、
次が昭和大学歯学部としています。駿台と逆
になっています。
駿台予備学校が2番目に難しいとした大阪歯
科大学はベネッセでは6番目になっていて、
東京歯科大学とは偏差値で10も違います。
河合塾はと言うと、昭和大学歯学部、東京歯
科大学、大阪歯科大学の難易度は同じ、と
しています。
私立歯学部で最も入試難易度が高い大学につ
いて、3者3様の見解です。
愛知学院大学歯学部について見てみると、駿
台予備学校は昭和大学歯学部、東京歯科大学、
大阪歯科大学に続いて4番目に難しい歯学部
としています。
河合塾ですが、愛知学院歯学部は朝日大学歯
学部と同じボーダーライン偏差値で、17ある
私立歯学部の真ん中の9番目としています。
いわゆる「私立歯学部の偏差値」は、かなり
見解が異なっています。歯学部受験生の皆さ
んは必要以上にとらわれることなく、受験校
を決め、試験に臨んでください。
*オンライン個別について詳しくはこちらから*