昨日は、医学部再受験生の勉強の進め方について
お伝えしました。今日は、歯学部再受験生の歯学
部合格に向けてのアドバイスです。
医学部再受験生と同じように、歯学部再受験生も
自分の状況によって、歯学部合格までの道のりは
異なります。
「以前の大学受験からどのくらいの時間が経って
いるのか」「以前の大学進学時に受験勉強をした科
目は何か」「以前の大学進学時は一般入試、推薦・
AO、内部推薦のいずれで進学したのか」「受験勉
強に専念できるのか」「一般入試も考えるのか?」
こういったことによって、歯学部合格への道のり、
受験校は変わってきます。
私立歯学部の編入学試験は愛知学院大学歯学部を
除き、全ての私立歯学部で行っています。ただし、
試験科目は様々です。
例えば、東京歯科大学の編入学試験は英語、数学、
理科の小テストが課されます。一方で、日本歯科
大学の編入学試験は、生命歯学部も新潟生命歯学
部も「英語小テスト」のみです。文系出身の歯学
部再受験生や受験勉強にあまり時間を割けない再
受験生も受けやすい歯学部の試験です。
東京歯科大学は文系再受験生では無理なのか、と
思うかもしれませんが、そんなことはありません。
昨年、オンライン個別指導を受講していた関西の
私立大学を卒業していた、群馬県の文系再受験生
は東京歯科大学編入学試験に合格しました。
東京歯科大学に狙いを定め、東京歯科大学合格に
必要なことに絞って勉強した結果です。
歯学部再受験生の皆さんは、自分の状況を考えて
自分に合った受験校を考えてください。そして、
その大学に合格するために必要なことだけに絞って
勉強を進めてください。
とは言え、過去問が公表されていないことがほとん
どですからオープンキャンパスで聞いたり、歯学部
に詳しい予備校に相談するといいでしょう。