私立歯学部総合型選抜は、既に鶴見大学歯学部か
ら始まっています。22日(土)には日本大学松
戸歯学部などの総合型選抜が行われます。
歯学部受験の講座参加者を見ていると、歯学部総
合型選抜では、昭和大学歯学部の志願者が増えて
いるように感じます。
いずれにしても歯学部受験は、すでに始まってい
ます。
私立歯学部の総合型選抜に続いて、11月には
歯学部学校推薦型選抜が、11月12日(土)
の朝日大学歯学部から始まります。
私立歯学部学校推薦型選抜での合格を目指して、
日々頑張っている受験生も多いと思います。
私立歯学部の学校推薦型選抜まで、残された時
間は多くありません。歯学部の志望校合格に向
かって、一直線に進むべき時期です。
ここのところ、歯学部受験に対するお問い合わ
せも多くなっています。いろいろな相談に乗っ
ている中で、気になることがあります。
「勉強を頑張っているけれども、私立歯学部推
薦合格のための勉強が出来ていない」と感じる
ことが非常に多くあります。
今は、歯学部の志望校対策をやるべき時期です
が、絞り切れないまま勉強を続けている受験生
が多いと感じます。
歯学部受験で合格するためには「試験で出され
た問題で合格点が取れればいい」のです。歯学部
入試で出ない問題は、解けても解けなくても合否
には関係ありません。
志望する歯学部の試験で出される問題に集中して
取り組むことが必要です。お問い合わせで話をし
ていると「どうして、その問題集をやってるの?」
と言いたくなることが多くあります。
歯学部の推薦入試では、出ないような難しめの
問題をやっている受験生が多いのですが、「本当
に、今の勉強でいいのか」を考えてみてください。
「赤本をやってます」と言われることも多いので
すが、例えば東京歯科大学推薦の数学は、一般選
抜とは大きく異なります。志望する歯学部の推薦
入試で、合格するために必要なことに絞って勉強
を進めて下さい。