目 次
1, 大阪歯科大学推薦入試と東京歯科大学推薦入試は周到な準備が必要 2, 大阪歯科大学推薦入試に合格するための準備は、こうする 2-1,大阪歯科大学推薦の過去問分析 2-2,大阪歯科大学の英語民間試験利用 2-3,大阪歯科大学推薦の小論文と面接 3,東京歯科大学推薦入試で合格するための準備は、こうする 3-1,東京歯科大学推薦の「小テスト」はとても「小」とは言えない 3-2,東京歯科大学推薦の小論文と面接 4、大阪歯科大学推薦入試対策と東京歯科大学推薦入試対策のまとめ
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1,大阪歯科大学推薦入試と東京歯科大学推薦入試は周到な準備が必要
私立歯学部推薦入試(学校推薦型選抜)で最も志願者を集めるのは、大阪歯科大学と東京歯科大学です。
私立歯学部志望者なら一度は受験を考える大阪歯科大学と東京歯科大学の推薦入試(学校推薦型選抜)ですが、どちらも人気校ですので周到な準備が欠かせません。
周到な準備と言っても、大阪歯科大学と東京歯科大学では合格するための準備の仕方が異なります。
私立歯学部推薦入試(学校推薦型選抜)で合格するためには試験当日、出題された問題で合格点を取ることが必要です。
逆に言えば、大阪歯科大学や東京歯科大学の学校推薦型選抜(推薦入試)に出ない問題は、解けても解けなくても合否に関係しません。
大阪歯科大学学校推薦型選抜、東京歯科大学学校推薦型選抜で合格するための準備として、
まず初めにやるべきことは「どのような問題、どれくらいの難易度の問題、どれくらいの量の問題」が出題されるかを知ることです。
歯学部受験は時間との戦いでもあります。
多くの歯学部受験生が必要以上に難しいことをやっていますが、試験に出ない問題をやっている時間はありません。
大阪歯科大学と東京歯科大学とでは具体的な準備の仕方が異なりますので、ここからは大阪歯科大学推薦入試と東京歯科大学推薦入試それぞれについてお伝えいたします。
2,大阪歯科大学推薦入試に合格するための準備は、こうする
2-1,大阪歯科大学推薦の過去問分析
大阪歯科大学の学校推薦型選抜(推薦入試)は、1浪まで受験可能で評定平均での制限はありません。
そして非常に大きな特徴として「専願制ではなく、併願可能」という点です。
一般的に私立歯学部の推薦入試は「合格した場合は必ず入学する」という条件の付いた「専願制」ですが、大阪歯科大学の学校推薦型選抜では、専願制は取られていません。
ですから、「国立大学歯学部が第一志望」、「東京歯科大学が第一志望」という受験生も受けてきます。
第一志望校に合格した場合は、大阪歯科大学を辞退して第一志望校に進学することが出来ます。
ですから、志願者数も多く強敵も多くなります。
大阪歯科大学の推薦入試では、どいうった問題が出題されるのかは推薦入試の過去問を見れば分かります。
大阪歯科大学推薦入試の過去問は、オープンキャンパスに参加すれば貰えます。
ただし、1年分だけになります。
1年だけでも無いよりはいいのですが、1年だけでは「どの分野が頻出なのか」が分かりませんし、その年だけこれまでと違っているのかも分かりません。
高校や通っている塾・予備校に大阪歯科大学推薦入試の古い過去問が無いか、確かめてください。
もし無ければ、オンライン個別指導メルオンなどの私立歯学部入試に詳しい予備校に聞いてみるといいでしょう。
ちなみにメルオンでは大阪歯科大学推薦入試の古い過去問も持っていて、数年分の出題傾向分析をして「大阪歯科大学学校推薦型選抜対策講座」に生かしています。
過去2年、大阪歯科大学推薦の受験者は全員合格していますので、過去問を分析することで受験生の皆さんも的確な準備が出来ると思います。
昨年、大阪歯科大学学校推薦型選抜の試験時間は各科目10分伸び、各科目60分になりました。
今年は試験時間がどうなるか、注意してください。
試験時間が変われば、出題内容も変わる可能性があります。
2-2,大阪歯科大学の英語民間試験利用
大阪歯科大学では、英語民間資格・検定利用制度があります。
大阪歯科大学が定める基準を満たす資格・検定を持っていれば資格に応じて、英語の得点を受験者の平均点、または平均点プラス10点としてもらえます。
ただ、平均点とは不合格者を含めた全受験者の平均点を言います、
平均点、または平均点プラス10点はそれほど魅力的でもないように思いますので、英語民間資格を利用することは慎重に考えてください。
2-3,大阪歯科大学推薦の小論文と面接
大阪歯科大学の推薦入試では、小論文と面接も課されます。
小論文も面接も、ぼんやりした小論文対策、面接対策ではなく「大阪歯科大学の小論文」、「大阪歯科大学の面接」対策を行ってください。
特に面接は、「著しく評価が低い場合は学力試験の得点と関係なく不合格」となりますので、十分に気を付けてください。
出来れば、大阪歯科大学の面接に詳しい人に指導してもらうといいでしょう。
3,東京歯科大学推薦入試で合格するための準備は、こうする
3-1,東京歯科大学推薦の「小テスト」はとても「小」とは言えない
東京歯科大学の推薦入試は公募制では1浪まで受験可、指定校制では現役のみで、評定平均での制限はありません。
東京歯科大学の推薦入試では「小テスト」が課されますが、とても「小」とは言えないテストです。
英語、数学、理科1科目がそれぞれ試験時間50分で行われる、しっかりとした試験です。
東京歯科大学学校推薦型選抜の過去問は公表されていません。
オープンキャンパス・入試説明会で過去問解説が行われますが、1問ほどの解説で役に立つとは言えないのが本音です。
東京歯科大学推薦で、どのような問題が出題されるのかが分からないと的確な勉強は難しくなるでしょう。
通っている高校や塾・予備校に東京歯科大学推薦入試を受けた人の「受験者報告」が残っていないかを確認してください。
何年かに渡る多くの受験者報告があれば、かなり正確に過去問分析が出来ます。
もちろん、オンライン個別指導メルオンでは10年以上の受験者報告を分析して「東京歯科大学学校推薦型選抜対策講座」に生かしています。
ちなみに、推薦の数学は一般選抜(一般入試)の数学とは大きく異なります。
3-2,東京歯科大学推薦の小論文と面接
東京歯科大学推薦入試では、学力試験の他に小論文と面接も課されます。
東京歯科大学推薦の小論文は、一筋縄では行かない小論文です。
いわゆる「小論文」の問いの他に、漢字の書き取りなどもあります。
さらに難解なのは、「与えられた図を描く」描き方を文章にする問題で、これはやったことが無いとなかなか出来ないと思います。
東京歯科大学推薦入試を受けるのなら、「東京歯科大学推薦の小論文対策」は欠かせません。
東京歯科大学の学校推薦型選抜の面接は穏やかな雰囲気で行われますが、素晴らしい歯科医師国家試験合格率を維持する学生としてふさわしいか、しっかり見ています。
面接で聞かれることは毎年同じですので、完璧な準備をすることが出来ます。
出来たら、歯学部の面接官がどういった答えを期待しているのかを理解している人に指導してもらうといいでしょう。
「歯学部の面接は、将来良き歯科医師になるかを見極めるために行う」というような先生では、危うさを感じます。
想像ではなく、歯学部教員と何度も会って本音を聞いている人に指導してもらうのが望ましいでしょう。
4、大阪歯科大学推薦入試対策と東京歯科大学推薦入試対策のまとめ
大阪歯科大学も東京歯科大学も学校推薦型選抜で合格するためには、なんとなく準備をするのではなく、「大阪歯科大学学校推薦型選抜で合格するためには、何をすればいいのか」、
「東京歯科大学学校推薦型選抜で合格するためには、どういった準備を進めていけばいいのか」をしっかり把握して着々と合格に向かうことが大切です。
なお、オンライン個別指導メルオンでも、「大阪歯科大学学校推薦型選抜対策講座」、「東京歯科大学学校推薦型選抜対策講座」を行います。
メルオンの歯学部推薦対策は、こちら