明日、１２月１日は多くの私立医学部学校推薦型選抜（推薦入試）、私立歯学部学校推薦型選抜（推薦入試）の合格発表が行われます。

医学部推薦入試、歯学部推薦入試で合格通知を手にしたら、クラスの中で「合格した」と言いますか？

それとも、言わないでおきますか？

後で後悔しないように、自分なりの考えをまとめておくといいと思います。

これは、浪人生と現役生とでは分けて考えた方がいいでしょう。

浪人生は医学部や歯学部に合格すれば、予備校に行く必要はなくなります。

もちろん、予備校での勉強を続けてもいいのですが、「行かなければならない」ということは無くなります。

そもそも、予備校の現在の浪人クラスは、空席が目立っているでしょう。

「最近、あの人見かけないけど推薦で合格したらしい」と噂になっても、ほとんど問題ないでしょう。

高校生の場合は、例え医学部や歯学部に合格しても、「引き続き、高校には行かなければならない」ことに変わりはありません。

多くのクラスメートは様々な学部の一般選抜に向けて、ますます集中力を高めているところでしょう。

こういったクラスの雰囲気の中、「推薦入試で合格した」とは言いにくいかもしれません。

「合格した」と大っぴらに言えば、反感を買うかもしれません。

そうなれば、高校生活の最後が気まずくなってしまう恐れもあります。

「推薦入試で合格したことをクラスの中で言うのか、言わないのか」これに決まった答えはありません。

自分のクラスの状況や雰囲気にもよると思います。

「言わなければよかった」、「別に気を使わなくてよかったんだ」ということも考えられますので、あらかじめ自分なりの考えをまとめておくといいと思います。