医学部入試

医学部編入学試験と医学部への転部試験の合格発表

 

   目 次

 

・医学部編入学試験

・医学部転部試験

 

私立医学部で編入学試験を行っているのは、実質的に岩手医科大学医学部だけと言っていいでしょう。

私立医学部入試で再受験生限定の試験は他にもありますが、基本的に編入学ではなく1年生としての入学になります。

岩手医科大学医学部の編入学試験は、合格すると医学部の3年生として編入学します。

 

その、岩手医科大学医学部編入学試験と歯学部から医学部への転部試験の合格発表が昨日ありました。

まず、医学部編入学試験について、です。

 

・医学部編入学試験

 

岩手医科大学医学部の合格発表は、サイト上で受験生が自分で合否を確認する方式ですので、合格者数は不明ですが、編入学試験の募集人員は「若干名」となっています。

 

合格者は4月から岩手医科大学医学部の3年生となりますが、オンライン個別指導メルオンからは2名が合格しました。

昨年の岩手医科大学医学部編入学試験の合格者は3名でしたので、今年も3名程度だと思われますが、そのうち2名がメルオン生でした。

 

昨年のメルオンからの合格者は1名でしたが、メルオンからは毎年、確実に合格者が出ています。

今年の合格者のうちの1人は、定員割れしている私立大学歯学部の生徒で、もう1名も私立歯学部からでした。

 

岩手医科大学医学部編入学試験は過去問が無く、どのような問題が出るのかも分からない受験生が多いと思いますが、蓄積された合格者からの受験報告を基にした的確な指導が出来ていることが合格に繋がっていると思います。

 

岩手医科大学医学部編入学試験で合格すると医学部の3年次に編入学するわけですから、岩手医科大学医学部の1年次、2年次で学ぶことが習得出来ているかが問われます。

岩手医科大学医学部の1年次、2年次のカリキュラムや使われているテキストを調べるのはもちろん、出来れば1年次、2年次の学年末試験の過去問もあるといいでしょう。

 

メルオンから岩手医科大学医学部に編入学した元生徒たちの一人が今年、無事に「医学部卒業」となりました。

結果を待っている医師国家試験も「問題ない」とのことです。

岩手医科大学医学部編入学試験を考えていて、岩手医科大学医学部に知り合いがいるのであれば、ぜひ「誰が問題を作っているのか」、「面接は誰が担当するのか」など、いろいろ聞いてみるといいと思います。

 

・医学部転部試験

 

あまり知られていませんが、岩手医科大学には歯学部から医学部への転部制度があります。

歯学部の1年生から2年生になるタイミングで、「医学部転部」の可能性があります。

昭和大学が医学部への転部制度を廃止し、日大が「制度としてはあっても、実際には機能していない」状況ですから、「医学部転部」は岩手医科大学のみと言っていいでしょう。

 

医学部志望の受験生で併願先に歯学部を考える受験生も少なくありませんが、併願先の一つとして、医学部への転部制度がある岩手医科大学歯学部を考えるのもアリだと思います。

 

とは言え、「必ず医学部に転部出来る」とは限りませんので、そこのところはよく考えてください。

岩手医科大学の歯学部から医学部への転部は「3名以内」です。

医学部転部試験は、1次試験の筆記試験、2次試験の面接で合否が決まります。

歯学部1年の成績以上に、転部試験の成績によって合否が決まります。