歯学部入試

私立歯学部の学費ランキングに変動、日本歯科大学新潟が学費の大幅値下げ

私立歯学部の6年間の学費は大学によって、かなり差があります。

私立歯学部で6年間の学費負担が最も小さい大学は、明海大学と朝日大学で6年間の学費は1888万円になります。この2校は姉妹校ですので、学費も揃えているのだと思います。

 

私立歯学部で学費負担が最も大きい大学は東京歯科大学で、6年間の学費は3190万円になります。

私立歯学部の学費は、東京歯科大学と明海大学、朝日大学では1302万円の差があります。大きな差です。

 

今年4月入学生の、私立歯学部の6年間の学費をランキングにするとこうなります。

 

私立歯学部学費ランキング

 

順位 大学名 6年間の学費
明海大学 1888万円
朝日大学 1888万円
奥羽大学 2150万円
北海道医療大学 2460万円
松本歯科大学 2528万円
鶴見大学 2625万円
福岡歯科大学 2630万円
昭和大学 2700万円
神奈川歯科大学 2700万円
10 岩手医科大学 2760万円
11 日本大学(松戸) 2940万円
12 愛知学院大学 3114万円
13 日本歯科大学(新潟) 3138万円
14 大阪歯科大学 3150万円
15 日本歯科大学(東京) 3153万円
16 日本大学 3160万円
17 東京歯科大学 3190万円

 

6年間の学費が3000万円を超える私立歯学部は、6つありました。

学費が高い歯学部は、私立歯学部受験生に人気の大学が並んでいます。

 

歯学部の人気校の中で唯一、昭和大学歯学部が6年間の学費を2700万円としていて、6年間で3000万円を下回る学費となっています。

 

こういった中、日本歯科大学新潟生命歯学部が来年から学費を大幅に引き下げることを発表しました。これまで6年間で3138万円だった学費を一気に1038万円引下げ、2100万円とすることを発表しました。

 

この学費改定によって、日本歯科大学新潟生命歯学部は私立歯学部で学費が3番目に安い大学となりました。

 

日本歯科大学新潟生命歯学部の学費改定で驚くのは、引き下げ額だけではありません。

新しい学費が、在学生にも適用されることにも驚かされます。

在学生が支払う、学年ごとの学費も来年から新学費が適用されます。

 

多くの学費引下げでは、新入学生には適用されても在学生には適用されないのが普通です。

日本歯科大学の学生に対する「思い」を感じます。

 

中原新潟生命歯学部長に学費値下げの意図をお聞きしましたところ、「より一層、優秀な学生を入学させたい」とのことでした。

なお、同じ日本歯科大学でも東京の、日本歯科大学生命歯学部では学費の改定はありません。

 

日本歯科大学新潟生命歯学部が大幅な学費の引き下げを行うことで、他の歯学部でも学費改定の動きが出てくるかもしれません。

 

新潟生命歯学部の学費改定後の私立歯学部学費ランキング

 

 

順位 大学名 6年間の学費
明海大学 1888万円
朝日大学 1888万円
日本歯科大学(新潟) 2100万円
奥羽大学 2150万円
北海道医療大学 2460万円
松本歯科大学 2528万円
鶴見大学 2625万円
福岡歯科大学 2630万円
昭和大学 2700万円
神奈川歯科大学 2700万円
11 岩手医科大学 2760万円
12 日本大学(松戸) 2940万円
13 愛知学院大学 3114万円
14 大阪歯科大学 3150万円
15 日本歯科大学(東京) 3153万円
16 日本大学 3160万円
17 東京歯科大学 3190万円