医学部入試

 

        目次

 

1. 岩手医科大学医学部は旧設で、岩手県唯一の医学部

2. 岩手医科大学医学部は多様な医学部入試を実施

3. 岩手医科大学医学部編入学試験

4. 岩手医科大学には歯学部から医学部への転部もある

 

1,岩手医科大学医学部は旧設で、岩手県唯一の医学部

 

岩手県にある岩手医科大学は、医学部の他に歯学部、薬学部、看護学部を有する医療系の総合大学です。

医学部と歯学部を有する大学は他にもありますが、キャンパスが別々で医学部と歯学部の交流は、それほど無いのが実態です。

唯一、岩手医科大学だけは医学部と歯学部が同じキャンパスにあり、学生も教員も交流が盛んです。

「医療系総合大学」の名に恥じない大学です。

 

さらに、岩手医科大学の設立は昭和3年で、31の私立医学部で9番目に古い大学です。

いわゆる「旧設医学部」であるだけでなく、岩手県には医学部は岩手医科大学しかありません。

一般的に国公立大学医学部は全国にありますが、岩手県にはありません。

 

岩手医科大学は岩手県にあるため受験生は「田舎」、「寒い」といったイメージを持つのかもしれませんが、岩手医科大学医学部は様々な入試を行っていますので医学部受験を考えるのなら、ぜひ研究してほしい大学の一つです。

 

2.岩手医科大学医学部は多様な医学部入試を実施

 

岩手医科大学医学部は、一般選抜はもちろん学校推薦型選抜(推薦入試)、総合型選抜(AO入試)に加え、医学部編入学試験も行っています。

様々な医学部入試を行っていることも、「医学部受験を考えるのなら、岩手医科大学を研究してほしい」理由です。

さらには、歯学部からの転部制度もありますので、順番にご紹介していきます。

 

岩手医科大学医学部の学校推薦型選抜は「公募」、「地域枠A」、「地域枠B」、「秋田県地域枠」の4つに分かれています。

そして、この4つの医学部推薦入試は「公募と地域枠Aの併願」など、併願が出来ます。

昨年の岩手医科大学医学部の推薦入試で合格最低点が最も低かったのは、「地域枠B」

でした。

私が代表を務めるオンライン個別指導メルオンの生徒も、この地域枠Bで合格しました。

予備校の指導力、情報力の成果だと思います。

 

岩手医科大学医学部の入試結果を見ると、地域枠Aと公募の合格最低点は242.2点で、秋田県地域枠の合格最低点は212.8点でした。

地域枠Bの合格最低点は204.1点で、最も合格チャンスの大きい試験ということが分かります。

 

岩手医科大学医学部地域枠の出願条件は、やや複雑ですので入試要項で確認してください。

そして、上手に併願をして下さい。

 

岩手医科大学医学部の推薦入試の試験科目は英語、数学、理科2科目と面接になります。

小論文は課されません。

数学の試験範囲は、ⅠAとⅡになります。

数学Bと数学Ⅲは試験範囲に入っていません。

 

岩手医科大学医学部には、AO入試(総合型選抜)もあります。

出願条件も珍しいもので、岩手医科大学の方に、「総合型選抜を始める理由」、「なぜ、こういった出願条件にしたのか?」をお聞きしたことがあります。

 

「新たな医学部入試の意図」、「出願条件の意図」についてご説明がありましたが、公表されてはいませんので、これ以上は控えます。

なお、岩手医科大学医学部のAO入試は推薦入試と試験内容は同じで、AOと推薦の併願も出来ます。

「医学部受験でAO入試と推薦入試の併願が出来る」とは、思いもよらないと思います。

 

こういったことを知っている受験生は非常に少ないと思うだけに、「情報力」は医学部受験において重要だと思います。

 

3.岩手医科大学医学部編入学試験

 

岩手医科大学には、医学部編入学試験もあります。

岩手医科大学医学部編入学試験に合格すると、医学部の3年次に編入学することになります。

 

北里大学医学部でも編入学試験を行っていますが、数学を除けば一般選抜と同じ問題になりますので、一般選抜に向けた勉強を進めている場合を除き、医学部再受験生にとって北里大学医学部編入学試験は「受けにくい」医学部入試だと思います。

 

東海大学医学部が編入学試験を廃止しましたので、医学部再受験生には厳しい状況が続いています。

 

医学部一般選抜に向けて勉強を進めていれば、獨協医科大学医学部AO入試もいいと思います。

1年生として医学部に入学しますが、医学部再受験生のための医学部入試です。

メルオンからも昨年の獨協医科大学医学部AO入試に合格者が出ましたが、一般選抜に向けて勉強を進めていた生徒です。

 

岩手医科大学医学部編入学試験は歯学部卒業生を対象とした試験ですから、誰でも受けられる医学部編入学試験ではありません。

しかし、受験資格を満たすのであれば積極的に受験を考えていいと思います。

 

昨年は21名が受験し、7名が1次試験に合格、そして3名が2次試験合格となりました。

7名の1次試験合格者のうち3名がメルオン生でしたが2次試験合格は1名で、2名は2次試験に合格することが出来ませんでした。

 

メルオンの岩手医科大学医学部編入学試験対策は、ご自身が歯学部を卒業後、岩手医科大学医学部に編入学され医師免許も取得された先生が担当しています。

 

その岩手医科大学医学部編入学試験ですが、「医学部編入学試験の実施は未定」とされていて、実施が危ぶまれていました。

 

昨日、岩手医科大学の入試担当者と直接お会いして、医学部編入学試験の実施についてお聞きしました。

答は、「実施する」とのことでした。

まだ正式には発表されていませんが、間もなく発表されると思います。

 

「岩手医科大学歯学部卒業者を優遇することは一切ない」、とも言われました。

実際の入試結果もそうなっています。

 

4.岩手医科大学には歯学部から医学部への転部もある

 

さて、岩手医科大学には歯学部から医学部への転部制度があります。

昭和大学が歯学部などから医学部への転部制度を廃止しましたので、歯学部から医学部への転部制度を実施しているのは岩手医科大学だけになりました。

 

歯学部で2年に進級する際に、医学部に転部するチャンスがあります。

歯学部1年次の成績も多少、加味されますが基本的には「医学部転部試験」の成績によります。

 

医学部の2年次に転部することになりますが、歯学部の1年次では未修の部分があるため、医学部転部試験を受ける際には、歯学部では未修の部分もやっておく必要があります。

2名から3名程度の転部を予定しているとのことでした。

 

岩手医科大学歯学部は、「医学部への転部を考える、自ら積極的に学習する意欲と高い能力に溢れた学生ばかり」ということでも無さそうです。

岩手医科大学歯学部に在籍し、医学部への転部を考える学生は本気で医学部への転部を考えてもいいと思います。

 

その際は、いつでもご相談ください。

岩手医科大学の歯学部から医学部への転部試験について、お伝え致します。