私立歯学部で受験生から最も高い人気を誇る東京歯科大学には、歯学部再受験生を
対象とした2つの試験、編入学試験と学士等特別選抜があります。
東京歯科大学の歯学部再受験生を対象にした2つの試験は、どこが違うのでしょうか?
まず受験資格ですが、編入学試験の受験資格は「4年制大学卒業者」、「医療技術系短期大学の卒業者」、「4年生大学に2年以上在籍し所定の単位を取得した者」、です。そして、
学士等特別選抜の受験資格は、編入学試験と全く同じです。
では、試験内容はどうでしょう?
編入学試験の試験内容は英語、数学、理科の小テスト、小論文、面接です。学士等特別選抜の試験内容は受験資格同様、編入学試験と同じです。東京歯科大学の編入学試験と学士等
特別選抜は、同じ日に行われます。また、編入学試験と学士等特別選抜は併願が出来ます。
そして、編入学試験を受験すれば、「学士等特別選抜の小テスト、小論文、面接は編入学試験の小テスト、小論文、面接をもって代える」とされています。
この2つの試験は受験資格も同じ、試験日も同じ、試験内容・試験問題も同じです。
編入学試験を受験すれば同じ日に、同じ問題で行われる学士等特別選抜も受験したことに
なります。では、東京歯科大学の再受験生を対象とした2つの試験は何が違うのでしょうか?
それは、「入学年次が異なります。」
編入学試験に合格し東京歯科大学に入学すると、第2学年4月に編入学となります。学士等
特別選抜に合格し東京歯科大学に入学すると第1学年4月に入学となります。2年次編入なのか、1年生として入学するのかの違いです。
東京歯科大学では、編入学試験も学士等特別選抜も、11月と3月の2回行われます。
編入学試験と学士等特別選抜を併願しておけば、合計4回のチャンスがあることになります。歯学部再受験生の皆さんは、東京歯科大学の受験を考えてみるといいでしょう。