河合塾が私立医学部の偏差値ランキングを10月6日、本日付けで更新しました。
2024年度私立医学部一般選抜の難易度を偏差値で表していますが、河合塾の医学部の偏差値は、合格可能性50%の偏差値を表しています。
ちなみに、駿台予備学校の医学部の偏差値ランキングは合格可能性60%の偏差値になりますので、河合塾とは違いがあります。
河合塾は、「医学部の偏差値ランキング」を6月に発表しその後、模試の「志望動向」などから年度途中で数回、更新します。
今日、更新された「医学部の偏差値ランキング」では、6月発表のものと2校のボーダーライン偏差値が変更されていました。
今日更新された「医学部の偏差値ランキング」で、私立医学部最難関とされたのはボーダーライン偏差値72.5の慶應義塾大学医学部で、これに続く偏差値70.0とされたのは東京慈恵会医科大学、日本医科大学、順天堂大学医学部の3校で、上位校に変化はありませんでした。
私立医学部上位4校に続くのが、ボーダーライン偏差値67.5とされた医学部で、ここに変動がありました。
これまでボーダーライン偏差値67.5とされていたのは自治医科大学、昭和大学医学部、東京医科大学、東邦大学医学部、大阪医科薬科大学医学部、関西医科大学、産業医科大学の7校でしたが、今回の更新で新たに1校が入ってきました。
東北医科薬科大学医学部です。
東北医科薬科大学医学部の入試は「A方式、B方式、一般枠」の、3つの枠に分かれています。
これまでの河合塾の医学部の偏差値ランキングでは、東北医科薬科大学医学部の3つの枠は、どれも同じ「偏差値65.0」とされていました。
これが今回の更新では、A方式とB方式の偏差値はワンランクアップの67.5とされました。
一般枠は、これまで通り「偏差値65.0」とされています。
東北医科薬科大学医学部の3つの枠は併願出来ますが、河合塾は「一般枠より、A方式・B方式の方が難しい」としました。
駿台予備学校の「医学部の偏差値ランキング」を見ると、「東北医科薬科大学医学部A方式の偏差値は59」,「B方式と一般枠の偏差値は57」としていて、河合塾とはB方式の考え方が異なっています。
もう1校、河合塾の医学部の偏差値ランキングで変更があったのは、福岡大学医学部です。
これまで福岡大学医学部は、久留米大学医学部などと同じ「ボーダーライン偏差値65.0」とされていましたが今回の更新で、福岡大学医学部のボーダーライン偏差値は、ワンランクダウンの「62.5」とされました。
これまで河合塾は、「福岡大学医学部と久留米大学医学部の難易度は同じ」としていましたが、今回の更新で「久留米大学医学部は、福岡大学医学部より難しい」とされました。
駿台予備学校の「医学部の偏差値ランキング」を見ると、久留米大学医学部の偏差値は56,福岡大学医学部の偏差値は55とされていて、久留米大学医学部の方が偏差値で1,難しいとしています。
このように、「医学部の偏差値ランキング」は年度途中で変化します。
変化があった時には、このブログで随時お伝え致します。