明日、明後日と金沢医科大学医学部一般選抜前期の1次試験が金沢医科大学キャンパスを含め、全国5か所の試験会場で行われます。
1月1日に能登半島を地震が襲い、金沢医科大学のある内灘町も被害を受けました。
報道によると、内灘町では断水がしばらく続いたようです。
このような状況ではありましたが、金沢医科大学ではいち早く「金沢医科大学病院は休み明けの1月4日から、通常通り診察をする」、「学生の下宿先で建物に多少の被害があったものの、大学には被害がない」ことをホームページで発表しました。
金沢医科大学では教職員、学生に「人的被害は無かった」とのことです。
そして1月6日には、「医学部一般選抜前期は予定通り1月30日、31日の2日間実施する」ことが発表されました。
金沢医科大学医学部一般前期の志願者数は不明ですが、出願は12月18日から始まっており、能登半島地震の影響は少ないのではないかと考えています。
ただ、金沢医科大学医学部後期では志願者数に多少、地震の影響が出るかもしれません。
金沢医科大学医学部一般前期1次試験の配点は英語100点、数学100点、理科2科目で150点の、合計350点になります。
過去3年の1次試験合格者の合格最低点は昨年が350点満点の214点、一昨年が201.5点、3年前が204点でした。
金沢医科大学医学部1次試験では、まずは6割を目指すといいでしょう。
金沢医科大学医学部の2次試験では面接に110点、小論文に60点の配点が付いています。
1次試験を通過することが出来れば、多少1次試験の得点が物足りなくても、2次試験で挽回は十分にありますので、「少なくとも6割」と考えて試験に臨んで下さい。
これが「7割以上、取らなければ」と考えてしまうと自分にプレッシャーをかけてしまう恐れがあります。
「まずは6割」と考えることで自分を追い詰めないようにして下さい。
金沢医科大学の英語は試験時間60分で全てマーク式の長文問題になります。
表やグラフを含んだ英文も使われますが、落ち着いて内容を読み解いてください。
60分と試験時間は短いのですが、解き切れないほどの問題量ではないと思います。
金沢医科大学の数学では「確率は必ず出る」と考えていてください。
一般選抜前期に限らず、金沢医科大学医学部の数学では確率は必出分野です。
図形やグラフを使った問題もよく出題されています。
一見、取り組みにくく感じるかもしれませんが問題の意図をしっかり理解し、上手く誘導に乗ればスムーズに解けることが多いので落ち着いて問題の意図を見抜いてください。