医学部入試

帝京大学医学部入試には、補欠はありません。

昨日、帝京大学医学部の2次試験合格者の発表がありました。

帝京大学医学部の合格発表は、受験生それぞれが帝京大学のホームページにアクセスして、

受験番号などを入力して自分の合否を確認しますので、正規合格者数は不明です。

 

帝京大学医学部では、「入試結果」でも公表しているのは志願者数、受験者数、と正規合格者と繰り上げ合格者を合わせた総合格者数だけですので、正規合格者数を想像することも難しくなっています。

 

ちなみに、過去3年の一般枠の正規合格者数と繰り上げ合格者数を合わせた総合格者数は昨年が募集人員86名に対し223名、一昨年が募集人員89名に対し171名、3年前が募集人員89名に対し172名でした。

 

ところで、帝京大学医学部入試では補欠はありません。

そもそも帝京大学医学部は、「繰り上げ合格は実施しません」としています。

繰上げ合格を実施しないのですから、補欠もありません。

2次試験を受けた受験生で合否を確認したところ「不合格」となっていても、それは「正規合格にはなっていない」という意味で、「補欠にもなっていない」ということではありません。

 

オンライン個別指導メルオンの生徒でも、帝京大学医学部に正規合格となった生徒もいれば、「合格」にはならず、「補欠にもなっていない」と落ち込んだ生徒もいました。

落ち込んでいる生徒には、すぐに「帝京大学医学部は補欠を発表しない。繰り上げ合格となった場合は、ある日突然帝京大学から連絡が来る」と伝えました。

 

その生徒は2次試験が続いていましたが、もう一度気持ちを高めて次の2次試験に向かいました。

 

「繰り上げ合格は実施しない」としていても、実際には入学辞退者の状況に合わせて「追加合格」を出しています。

公式には「ただし、入学手続き状況により欠員が生じた場合、成績上位者より順に相応人数の追加合格を出すことがあります」としています。

 

2次試験受験者で、正規合格とならなかった受験生は「補欠になっている」と考えてください。

 

なお、帝京大学医学部の2次試験を受けた生徒たちの話を総合すると、今年の帝京大学医学部1次試験合格者は460名程度だと思われます。