今年度の医学部推薦入試、歯学部推薦入試が、いよいよピークを迎えます。
明日、11月12日(土)は医学部の推薦入試のうち岩手医科大学医学部、
獨協医科大学、金沢医科大学、川崎医科大学の公募推薦が行われ、
翌13日(日)には藤田保健衛生大学、兵庫医科大学、埼玉医科大学の
公募推薦入試が行われます。
また、この他に医学部指定校推薦入試が11月12日(土)に獨協医科大学、
金沢医科大学で行われ、11月13日(日)は埼玉医科大学と北里大学医学部の
指定校推薦入試が行われます。
明日、明後日の2日間でなんと医学部8校で様々な推薦入試が行われます。
医学部推薦入試を受験する受験生の皆さんは、医学部推薦入試対策の
最後の仕上げに余念が無いことだと思います。
医学部推薦入試の準備をする際の注意を一つだけお伝えしておきます。
「その大学の合否を最も左右するものに注力する」です。
例えば北里大学医学部推薦入試では学力試験、小論文、面接が行われますが
受験生としてはつい、英語・数学・理科・国語が出題される学力試験対策に力を
入れがちですが、北里大学医学部指定校推薦入試で合否を最も左右するのは
男女を分けて行う2種類のグループ面接です。少し前になりますが北里大学の方から
「学力試験で落とすことはない」とまで言われました。指定校ですから北里大学として
「この高校なら大丈夫」という高校が選ばれ、尚かつその中で校内選抜を通り抜けた
受験生ばかりですから、「学力を理由に落とすことは基本的にしない」と言うことでしょう。
もちろん、全くの不出来であれば問題でしょうけど、現実的にその様な受験生は
いないのだと思います。
また、学力重視で入学者を選抜するのは一般入試で行うわけですから、推薦入試は
別の視点での入学者を選抜すると北里大学医学部では考えているのでしょう。
もちろん、医学部推薦入試でも学力が大きく合否を左右する大学の方が多くありますが、
受験する大学の推薦入試で合格するために何が最も重要かを考えて下さい。
東京医科大学の推薦入試でも合否を左右するのは学力試験(基礎学力検査)ではなく、
2種類の小論文です。東京医科大学推薦入試プレテストをメルリックスで行いますが、
やはり小論文で大きく差が出ます。
医学部推薦入試を受験する方は、「今の自分が力を入れるべきことは何か」を考えて
最後の仕上げを行って下さい。
歯学部推薦入試もピークを迎えます。この土曜、日曜で、日本歯科大学生命歯学部、
神奈川歯科大学、愛知学院大学歯学部、日本大学松戸歯学部、東京歯科大学、
日本大学歯学部、岩手医科大学歯学部、奥羽大学歯学部、北海道医療大学歯学部、
松本歯科大学の10大学で歯学部推薦入試が行われます。
メルリックスからは既に合格発表のあった昭和大学歯学部推薦入試で3名、鶴見大学
歯学部で1名が合格しています。今、私立歯学部入試にきちんと取り組んでいる予備校は
メルリックスしかないようです。
一般入試の前に多くの生徒が歯学部合格を決めてくれることを期待しています。