学院長の田尻です。

兵庫医科大学では、来年の一般入試から募集人員
約10名で新たに一般入試B　高大接続型を実施
します。

兵庫医科大学によると「英語力に秀でた人材を
この入試を通じて入学させたい」とのことです。
ですから、この一般入試Bの出願資格には指定
された英語資格・検定試験で基準を満たす成績を
取得していることが求められています。例えば
英検なら、準2級以上でかつ1980点以上が
受験資格となっています。英検以外の英語資格・
検定試験も指定されたもので基準を満たして
いれば受験資格が得られます。

一定の英語力を持った受験生のみが受験を許され
ますので1次試験は数学、理科1科目、小論文で
英語の試験はありません。

ただし、2次試験では60分の英語と課題型面接、
個人面接が行われます。2次試験の課題型面接と
個人面接には合計30点の配点がありますので、
十分な準備が必要となります。

個人面接については「これまで一般入試で行われて
いた個人面接と同じ」とのことですので、しっかりと
した準備は十分可能でしょう。もう一つの課題型
面接は、これまで行われていない面接ですから、
兵庫医科大学志望者としては、気になるでしょう。

この課題型面接は「与えられた課題文に対して
受験生が、その解答を考える形式」との説明が
ありました。最近、医学部入試で流行りのMMI
ではないとのことでした。これ以上のことは伏せられ
ましたが「多分、こんな感じだろう」とイメージは
浮かびました。恐らく兵庫医科大学でも、これから
詳細を詰めていくのだと思いますので、時間がたてば
もう少し詳しく分かると思います。

なお2次試験では、調査書と英語の資格・検定を
50点満点で評価するとのことです。2次試験の配点は
英語100点、課題型面接、個人面接合わせて30点、
調査書と英語資格・検定で50点の合計180点満点に
なります。これに1次試験の成績を加えて合否が
判断されます。

この兵庫医科大学の一般入試Bは、これまでの一般入試
である一般入試A（募集人員約85名）と併願ができます。

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