近畿大学医学部推薦入試は、私立医学部入試で
唯一、専願制(合格した際には必ず入学すると
いう条件付き)ではないため毎年、圧倒的な志
願者数を誇っています。
昨年は募集定員30名に対して722名が志願し
ました。専願制でないため入学辞退者を見込ん
で合格者も多めに出すとは言え、近畿大学医学
部の推薦入試に合格するためには、きっちりと
した準備・対策が欠かせません。
私立医学部推薦入試では、過去問を公表しない
大学が多いのですが近畿大学医学部は推薦入試
の問題も公表しています。過去問分析からの近
畿大学医学部推薦入試の対策を行う際の注意点
をお伝えいたします。
近畿大学医学部推薦入試の英語は、最も注意が
必要な科目です。全てマークシートで大問5問
の構成です。大問5問のうち、特に大問1の語
彙問題、大問2の文法・語法問題は、難易度が
高く、いずれも一筋縄では行かない問題が出題
されます。ここは、過去問演習だけでなく、予
想問題演習等で近畿大学医学部の問題レベルに
合わせた準備が必要だと思います。
また、近畿大学医学部推薦入試の英語は時間的
にも厳しいので、事前に解く順番、時間の使い
方も考えておきたいところです。
近畿大学医学部推薦入試の数学ですが、試験時
間60分で大問3問を解きます。大問3問と言っ
ても小問集合が並んでいるような問題です。
60分でセンター試験レベルを超える問題を解か
なければなりません。ここのところ、数学の問
題の難易度が上がっていますので、近畿大学医
学部志望者にとっては、大変だと思います。
ただし、難問や計算量の多い問題を解くことよ
りも重要なのは、基本から標準レベルの問題を
早く正確に解き切る力を身に付けることです。
必ず過去問演習を行って、難易度や時間を体感
しておいて、実際の近畿大学医学部推薦入試に
臨んでください。
最後に、近畿大学医学部推薦入試の化学です。
近畿大学医学部推薦入試の化学は例年、大問3
問が出題されます。大問は、小問2問から成る
ものが多く、60分の試験時間では時間的な余裕
は無いでしょう。
問題は、理論・有機・無機各分野から万遍なく
出題されています。問題の難易度としては、標
準的な問題が大半ではありますが、ここのとこ
ろ理論分野の問題で難化傾向が見られるため注
意してください。
無機分野からの出題も多く、無機分野の出題は
典型かつ標準的な問題ですので、ここは確実に
得点を重ねたいところです。また、有機分野は
推薦入試ということもあって、高分子化合物か
らの出題は少ないのですが軽視はできません。
近畿大学医学部推薦入試の問題は総じて、時間
的に厳しい出題となります。推薦入試の当日、
落ち着いて「取れる問題」を確実に得点に結び
付けるために、過去問演習と予想問題演習を
十分行って、時間の使い方を練っておくことが
近畿大学医学部推薦入試の合格に直結すると言
ってもいいと思います。
近畿大学医学部推薦入試対策として、メルリッ
クス学院大阪校で、予想問題を集めた近畿大学
医学部推薦入試プレテストを11月4日(日)の
9時30分から行います。大阪校での受験の都合が
合わない方は、ご自宅での受験も可能です。なお、
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