金沢医科大学は、文部科学省から過去の
AO入試と編入学試験で、不適切な取扱い
があったと指摘されていました。この件
は、昨年の12月8日に金沢医科大学の
ホームページに掲載されました。
この文部科学省の指摘に対する金沢医科大
学の対応が「平成30年度医学部入学試験の
追加合格について」というタイトルで一昨日
ホームページ上で発表されました。
これによると、2017年11月の金沢医科大
学AO入試で北陸3県出身者、同窓生子女
などへの不適切な加点を排除して順位づけた
場合「合格順位にありながら合格の対象とな
らなかった受験生が8名認められる」とし、
この8名に金沢医科大学への入学意思を確認
したところ「3名の方の入学の意思を確認」
「平成31年度入学試験の合格者として取り
扱ったうえで1年次へ入学できるものといた
します」としています。
また、同じく2017年9月の金沢医科大学編
入学試験でも不適切な加点・減点を排除して
順位付けをした場合、合格順位にありながら
合格の対象とならなかった受験生が1名いた
こと、その受験生に入学の意思確認をしたと
ころ金沢医科大学への入学を希望したため、
2019年10月、1年次後期に編入学とするこ
とも発表されました。
今年の金沢医科大学一般入試(前期・後期)の
募集人員と編入学試験の募集人員は、文部科学
省の「医学部医学科の募集人員減への臨時的措
置」を活用し募集人員に変更は無いことも、併せ
て発表されました。