私立医学部一般入試も、後半戦に入ろうとして
います。メルリックス学院では、今日から埼玉
医科大学一般後期対策講座が始まりました。
ここまで思うような結果がでていなくとも最後
まで、医学部受験生達が頑張ってくれています。
私立医学部の後期・Ⅱ期入試について、否定的
な考えを持つ受験生や親御さんも少なくないよ
うです。否定的に考える理由の一番は「募集人
員が少ない」です。
例えば、埼玉医科大学後期の募集人員は34名
で、前期の52名に比べ少なくなっています。
埼玉医科大学後期は、それでも私立医学部後期・
Ⅱ期入試の中では募集人員が多い入試です。
日本医科大学後期の募集人員は21名、昭和大
学医学部Ⅱ期の募集人員は20名と前期に比べ
れば、募集人員は少なくなります。
この他の私立医学部後期・Ⅱ期試験の募集人員は
大阪医科大学15名、金沢医科大学10名、藤田
医科大学10名で、久留米大学医学部後期は、募
集人員5名となります。また、関西医科大学の後
期入試は、センター試験利用入試後期と合わせて、
10名です。
確かに私立医学部の後期・Ⅱ期入試の募集人員は
前期入試に比べて少なくなっています。
「前期でダメなのに、定員の少ない後期なんて
絶対無理」と考える方が多いようです。
しかし私は、そうは考えていません。
私立医学部の後期・Ⅱ期入試の受験者の多くは、
どこの医学部も合格に至っていない受験生です。
他の医学部で既に合格となっている受験生は、
出願していても受けないことが少なくありませ
ん。気持ちが続かないからです。
例えば、日本医科大学や大阪医科大学の後期の
受験者の中には、他の医学部に既に合格してい
る受験生も少なくないでしょう。しかし、生徒
達を見ていて感じるのは、「医学部の合格通知を
手にすると、集中力を維持するのは簡単ではな
い」ということです。
とくに浪人生は、何年か受験勉強に明け暮れま
したので、医学部の合格が決まると「もういい」
と思うようです。受けるにしても、集中力を維
持したままの受験ではないと思います。
また、地域枠での合格者は専願(合格したら
必ず入学する)の場合が多いため、出願して
いても受けられません。
医学部一般後期・Ⅱ期入試は、成績上位層の
抜けた戦いと考えることが出来ます。募集人
員は少なくとも、強敵も少ない戦いだと考え
てください。
私は、医学部後期・Ⅱ期入試は受験する価値の
十分ある医学部入試だと考えています。
さらに、もしもう1年頑張ることになった際に、
最後まで頑張ることは、必ず来年に繋がります。
メルリックス学院渋谷本校では、埼玉医科大学
の他に、2月17日、18日に金沢医科大学後期
対策講座を、2月26日、27日には昭和大学医
学部Ⅱ期対策講座を、2月28日、29日には日
本医科大学後期対策を行います。よろしければ
ご参加ください。
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