私立医学部一般選抜の出願が始まり、医学部受験生
の皆さんは出願準備も進めていると思います。私立
医学部は32校ありますが、受験校は決まりました
か?
32の私立医学部の中で、どの医学部に出願するか、
悩ましいところだと思います。では、具体的に医学
部の受験校を決める手順は、どうすればいいのでし
ょうか?
まずは、私立医学部の入試日程を確認するところか
らです。同じ日に試験がある大学は、その中の1校
しか受験出来ません。
まず、「ここはどうしても受けたい」「この大学が
第一志望」という大学の1次試験日程を確認してく
ださい。自動的に、同じ日に試験のある医学部は受
けることは出来ません。
次に、どの大学から私立医学部入試をスタートさせ
るか、です。愛知医科大学からなのか、岩手医科大
学、国際医療福祉大学からなのか、この他の大学か
らスタートするのか、を考えてください。
あわせて「受けたい大学」も試験日程に落とし込ん
で下さい。
ここから、具体的に受験校を絞り込んでいきます。
その際に、大学ごとの「医学部の入試難易度」「医
学部の偏差値」は考えるでしょうが「配点」も重要
な要素です。
出来れば得意科目の配点が高く、苦手科目の配点の
低い大学を受験したいところです。また、「移動時
間」も忘れてはいけません。
川崎医科大学の試験会場は倉敷市の川崎科大学キ
ャンパスしかありません。試験前日には、近隣ま
で行っている必要があります。また1次試験が終
わるのは、17時です。そこからの移動になります。
試験会場が数か所設けられている大学の場合は、
どの試験会場で受ければ負担が少ないか、も考え
る必要があります。
「医学部の入試難易度」「医学部の偏差値」も重要
ですが、合格最低点も見てください。医学部の偏
差値以上に「合格最低点が取れそうか」、の方が
より重要です。
この他にも「医学部の地域枠」や「試験科目」
「何日連続するか」なども考える必要があります
が、それについては明日お伝え致します。