日本大学アメリカンフットボール部の21歳の男子部員が、アメリカンフットボール部の寮内に大麻と覚醒剤成分を含んだ錠剤を隠し持っていたとして逮捕されました。
これを受けて今日、日本大学が会見を行いました。
会見に出席したのは林真理子理事長、坂井健夫学長、競技スポーツ担当の沢田康広副学長の3名でした。
この会見には批判的な報道が多いようですが、受験生としては医学部入試、歯学部入試にどのような影響があるか気になるところでしょう。
日本大学は日本一の学生数を誇る、15学部を有する総合大学です。
15学部の中には医学部、歯学部、松戸歯学部もあります。
これまで日本大学は、アメリカンフットボール部の意図的な危険タックル問題や前理事長が脱税で逮捕される、といった不祥事が続きました。
前理事長の逮捕を受けて、日本大学の再生に向けOGである林真理子さんが理事長に就任されました。
新生日本大学に対する期待は大きかったのですが、学生が違法薬物で逮捕されたことに加え、この事件に対する大学の対応への批判も沸き上がりました。
日本大学そのものへの世間の風当たりは厳しいものがあります。
それでは、日本大学医学部入試、日本大学歯学部入試、日本大学松戸歯学部入試には、影響は出るのでしょうか?
私は、日本大学の医学部入試、歯学部入試、松戸歯学部の入試への影響は「ほとんどない」と考えています。
アメリカンフットボール部の危険なタックル問題の時も、前理事長の逮捕の時も、入試への影響はほとんど見られませんでした。
残念な事件ではありますが、医学部入試や歯学部入試への影響は、あっても軽微なものと考えられます。
医学部も歯学部も、日本大学は人気校の一つです。
日本大学を志望する受験生の皆さんは気になるでしょうが、自分がやるべきことに集中してください。