医学部入試

学力が全く足りないわけでは無いけど、イマイチ伸びきれない受験生の特徴

勉強はまずまずやっているものの、どこか伸びきれない受験生は少なくありません。

偏差値で言うと、私立医学部志望者で60の壁を越えられない受験生、私立歯学部志望者では偏差値50で止まっているような受験生です。

 

河合塾の記述模試で言えば、私立医学部受験では偏差値60で十分とは言えませんが、少なくとも偏差値60は超えておきたいところです。

私立歯学部受験で東京歯科大学や昭和大学歯学部、大阪歯科大学といった人気校を考えると偏差値55が欲しいところです。

 

偏差値50というと、全ての大学受験生の平均的な学力と考えられます。

私立医学部受験でも私立歯学部受験でも、ここまでは来ることが出来ても、ここからの伸びが見られない受験生は結構多いものです。

 

いいところまで来ているのに、そこで足踏みしてしまう受験生には同じような特徴があると感じます。

 

  • 医学部入試、歯学部入試の知識系の問題を解くために必要なことが覚えきれていない

 

「公式が覚えきれていない」受験生もいるように、「覚えること」に対する努力が不足している受験生は非常に多いと感じます。

「英語が苦手」という受験生に「単語はどう?」と聞くと。「自信ない」と答えることがほとんどです。

これでは、壁を破ることは出来ません。

 

数学の解法も覚えておきたいところですし、化学でも覚えなければならないことが多くあります。

覚えることに、もう少し執着すれば間違いなく学力は上がります。

 

2.ケアレスミスを軽く考えている

 

模試で計算間違い、問題文の読み間違い、マークミスなどのケアレスミスをやってしまった時に、「やっちゃった。次、気を付けよう」で終わらせる受験生は、いつまでたっても同じミスを繰り返します。

自分が、どういう時にケアレスミスをしがちなのかを把握して、具体的に試験中に注意しないとケアレスミスは無くなりません。

医学部受験でも歯学部受験でも、「力はあるのに合格出来ない」受験生は、ケアレスミスが原因となることが非常に多くあります。

 

3.復習を適当にやる

 

医学部入試でも歯学部入試でも、出題された問題は自分の手で解かなければなりません。

やったはずなのに解けなければ、やってないのと同じです。

やったことを自分のものにするためには、復習の際に自分の手で解くことが欠かせません。

この復習が甘いと試験では、やったはずなのに「あれっ」となってしまいます。

理解できたと思うことを、もう一度やるのは「時間の無駄」と思うかもしれませんが、ここを甘く考えていては、もう一段の伸びは難しくなります。

復習で、やったことを本当に自分のものにする努力を惜しまないでください。