医学部入試

近畿大学医学部一般選抜前期は志願者大幅増

近畿大学医学部一般選抜前期の出願は明日、1月11日(木)までです。

(明日、1月11日消印有効)

 

締め切り前日の今日までの出願状況が近畿大学のホームページで確認できます。

それによると、募集人員55名の一般選抜前期の今日現在の志願者は1863名で、前年の志願者より341名増えて、2割以上昨年の志願者数を上回っています。

 

募集人員55名ですから、増えた341名だけで6.2倍に当たります。

 

今日現在で、志願倍率は33.9倍となっています。

ただ、実際には入学辞退者を考えて募集人員を上回る合格者を出しますので実質倍率は、下がることになります。

 

近畿大学医学部の志願者は、最終的に何人になるか分かりませんが、ここからはそれほど増えないと思います。

 

それにしても高校卒業予定者が減る中、昨年を2割以上上回る志願者を集める状況を見ると、医学部入試の厳しさを改めて感じます。

 

近畿大学医学部入試では大阪府地域枠、奈良県地域枠、和歌山県地域枠、静岡県地域枠も実施されますが、地域枠は静岡県地域枠を除く3つの地域枠で、志願者は前年を割っています。

 

近畿大学医学部では既に、推薦入試を終えています。

近畿大学医学部の推薦入試では、志願者が前年に比べ61名増えていて、9%の増加でした。

医学部推薦入試の合格者は51名で、合格者は前年より4名減っています。

志願者増でしたが、合格者は減少となりました。

 

近畿大学医学部は今年、開設50周年を迎えます。

その記念事業として、医学部と近畿大学病院を来年11月に堺市泉が丘駅前に新築移転します。

今年4月入学生は、2年生の途中から新キャンパスで授業を受け、新病院で実習を受けることになります。

 

新キャンパスと新病院が完成する来年度は、近畿大学医学部の人気はさらに上がることも予想されます。