医学部入試

共通テストの英語と国語の難易度、河合塾と駿台予備学校で評価が分かれる

2024年度の大学入学共通テスト(共通テスト)の第一日目が終りました。

何らかの理由で試験開始を遅らせた受験生が6名いたようですが、大きな混乱なく1日目を終えました。

 

駿台・ベネッセが共同して運営するデータネットと河合塾はそれぞれ、今日実施された国語、英語、地歴公民の分析、講評を公表しました。

 

国語は大問4題、各大問の配点は50点と昨年と変更はありませんでした。大問2題は現代文、大問1題は古文、大問1題は漢文で、これも変化はありませんでした。

 

駿台・ベネッセのデータネットは国語の難易度を「昨年並み」としていますが、河合塾は「やや易化」として、難易度についての評価が異なりました。

 

英語のリーディングは、大問6題で全大問が読解形式で昨年と変化はありませんでした。

今年の英語リーディングの難易度について、駿台・ベネッセのデータネットは「昨年並み」としましたが河合塾は、「やや難化」として、これも河合塾と駿台・ベネッセでは評価が異なりました。

 

英語リスニングは、大問4Aが昨年のグラフ問題からイラストを使った問題になりましたが、全体として大きな変化はありませんでした。

難易度について駿台・ベネッセは、「やや易化」としましたが河合塾は、「昨年並み」として、ここでも難易度に対する評価は異なりました。

 

国語、英語リーディング、そして英語リスニングも駿台・ベネッセと河合塾とでは難易度の評価が異なりました。

 

予想平均点については、データネットも河合塾も、まだ発表はありません。

 

受験生の皆さんは、今日の結果についてはいったん忘れて明日に集中してください。

明日は医学部入試、歯学部入試にとって重要な数学と理科が実施されます。