医学部入試

北里大学医学部一般選抜の志願者は1995名

明日は、北里大学医学部入試の1次試験日ですが、帝京大学医学部一般選抜の2日目でもあります。

北里大学医学部と帝京大学医学部の1次試験が重なりました。

 

医学部志望の受験生の皆さんは明日の医学部入試で、北里大学と帝京大学の、どちらの大学を受験するのか迷ったのではないでしょうか?

 

河合塾は、いわゆる「北里大学医学部の偏差値」を62.5としていて、駿台予備学校は56としています。

河合塾は、「北里大学医学部の難易度は埼玉医科大学、聖マリアンナ医科大学、愛知医科大学、福岡大学医学部などと同じ」としています。

 

駿台予備学校も「愛知医科大学と同じ」としていますが、「埼玉医科大学、聖マリアンナ医科大学、福岡大学医学部より難しい」としています。

ただ、「難しい」としていますが、偏差値では1の差しかありませんので「難易度は同じ」と考えていいでしょう。

 

さて、帝京大学医学部と試験日が重なり、北里大学医学部の志願者数がどうなるか注目していましたが志願者は1995名で前年を88名上回りました。

昨年も帝京大学医学部の2日目と試験が重なっていたのですが、昨年は翌日が獨協医科大学の試験日でしたが、今年は獨協医科大学の試験日が早くなりましたので、多少受けやすかったと思います。

募集人員は75名ですので志願倍率は、26.6倍になりました。

 

北里大学医学部正規合格者の合格最低点は昨年が500点満点の273点、2年前が315点、3年前が263点でした。

年によって、かなり違いがありますので得点を気にするより目の前の問題に集中する方がいいと思います。

 

北里大学医学部の英語は試験時間70分のマーク式となります。

大問数は6題であったり7題であったりしますが、全体の傾向が大きく変わることは無いと思います。

 

長文問題で扱われる英文は医療や環境に関するものが多く、出題者が日頃触れる機会の多いテーマからの出題と思われます。

 

北里大学医学部の数学は試験時間80分の記述式になります。

数学の難易度は年によって変わることがあります。

数学を解いていて、「今日はダメだ。全然、解けない」と思っても、他の人も「難しい」と感じているはずですから、冷静に解き進めてください。

大問1は小問集合となりますが、解きやすい問題ばかりとは限りませんので、小問集合と言えども、「手強い」と感じたら、こだわることなく先に進んだ方がいいと思います。

 

北里大学医学部の数学では証明問題や漸化式がよく出題されています。

そういった問題をサッとでも見直しておくといいでしょう。