医学部入試

明日は関西の人気校の一つ、関西医科大学医学部の1次試験日です。

関西医科大学は今年4月から学費を大きく引き下げ、6年間の学費を2770万円から、2100万円へと670万円引き下げました。

 

この学費の大幅引き下げに受験生も敏感に反応し、昨年の一般選抜では志願者が467名増加し2千人の大台を超え、2224名になりました。

 

関西医科大学は、医学部一般選抜の志願者数を今のところ公表していませんので、正確なことは分かりませんが、学費の引き下げ効果はまだ続くと思いますので、志願者はさらに増えているように思います。

志願者増が、難易度の上昇に繋がる可能性もあります。

 

関西医科大学医学部一般選抜の配点は、4科目とも各100点の合計400点満点となり、4科目の比重は同じです。

 

関西医科大学医学部一般選抜前期の過去3年の正規合格者、合格最低点は昨年が400点満点の254点、2年前が250点、3年前が272点でした。

 

関西医科大学の英語は昨年から大きく変わり、これまで出題されていなかった「自由英作文」が出題されました。

試験時間は80分ですが、2題ある長文問題の英文はかなり長く、自由英作文が出題されたこともあって、試験時間に余裕はないと思います。

 

関西医科大学の数学は記述式で、手強い問題が並びます。

ここ2年は証明問題が出題されていますので、時間があれば似たような問題を見ておくといいでしょう、

また、グラフを使った問題も毎年のように出題されていますので、これも似たような問題を見ておくといいでしょう。

 

関西医科大学の問題は、どの科目も易しくありません。

試験時間は長めではありますが、時間的な余裕はないと思います。

それほど考える必要の無い問題はテキパキと解きたいところで宇。