医学部入試

志願者大幅増の聖マリアンナ医科大学1次試験は試験時間の長さを生かせ

明日は、聖マリアンナ医科大学一般選抜前期の1次試験日です。

募集人員約75名に対し、3210名が出願しました。

前年の一般前期の志願者は2354名ですから、856名も志願者が増えています。

募集人員約75名ですから、増えた志願者856名だけで倍率は11.4倍になり、志願者全体では倍率42.8倍となりました。

 

昨年の聖マリアンナ医科大学の1次試験は愛知医科大学と重なっていました。

今年は聖マリアンナ医科大学との1次試験日の重なる他の医学部はなく、明日は聖マリアンナ医科大学単独の1次試験日となりました。

 

このことが志願者大幅増の大きな要因と考えられます。

 

聖マリアンナ医科大学の試験時間は英語90分、数学90分、理科2科目で150分と

他の医学部入試と比べ、どの科目も長めの試験時間となっています。

「私立医学部入試は短い試験時間との闘い」という面もありますが、聖マリアンナ医科大学医学部一般選抜では試験時間が長い分、落ち着いて問題に取り組めます。

 

聖マリアンナ医科大学の英語は大問3題で、そのうち長文問題は2題となります。

試験時間90分ですから2題の長文にかなり時間を使うことが出来ますので、長文問題にじっくり取り組んで下さい。

 

聖マリアンナ医科大学の数学は、大問4題で試験時間は90分。

大問1は小問集合で、大問4は証明問題となります。

また、データの分析もよく出題されています。

試験時間は90分ありますので、焦って計算間違いなどをしないことが大切です。

 

聖マリアンナ医科大学の化学は大問2題で記述問題もありますが、2科目150分ということを考えると落ち着いて問題に取り組めると思います。

満遍なく広い範囲からの出題となりますが、記述問題を含めて素直な問題が多いので、つまらないミスに気を付けることが欠かせません。

 

なお、聖マリアンナ医科大学のホームページに「一般選抜(前期)注意事項」が掲載されていますので、明日の聖マリアンナ医科大学1次試験の前に目を通しておいて下さい。