17ある私立歯学部で、推薦入試(学校推薦型選抜)を実施していないのは鶴見大学歯学部だけで、16歯学部で推薦入試を行っています。
受験資格に「評定平均」での制限を設けている私立歯学部は神奈川歯科大学、愛知学院大学歯学部、朝日大学歯学部の3つの歯学部だけですので、ほとんどの歯学部受験生は私立歯学部推薦入試を受けることが出来ます。
こういった状況ですから、私立歯学部の本番入試は「推薦入試」と言ってもいい状況です。
私立歯学部を志望される皆さんは、ぜひ今のうちに「歯学部の推薦入試」、「歯学部の学校推薦型選抜」を自分なりに調べておくといいでしょう。
私立歯学部推薦入試を調べる際には、まず自分が受けることが出来るかの「受験資格」の
確認が第一歩です。
恐らく、ほぼ全員がそこは問題ないと思います。
次に、試験内容の確認です。
例えば東京歯科大学や大阪歯科大学の試験科目は英語、数学、理科1科目、小論文、面接です。
しかし、日本歯科大学は東京の生命歯学部も新潟生命歯学部も、学力試験は英語だけになります。
英語に加えて生命歯学部は小論文と面接、新潟生命歯学部は面接が課されます。
昭和大学歯学部推薦入試(學校推薦型選抜)の学力試験は英語が必須で、数学または国語、そして理科は基礎2科目と他の歯学部推薦入試にはない特殊な試験科目になっています。
「基礎」とは言え、理科2科目は歯学部受験生には負担が大きいでしょう。
私立歯学部推薦入試の試験科目は大学によって様々ですから、試験内容を調べて自分に合った試験内容の大学を知っておくといいでしょう。
受験資格を調べて、試験内容も調べることで実際の受験校も決めやすいと思います。
さて、私立歯学部推薦入試の受験校が決まれば合格に向かっての勉強スタートですが、多くの歯学部志望者が「何をやればいいのか分からない」ままに、勉強を進める傾向があります。
これは、教えてくださる先生が私立歯学部受験に詳しくないことも理由の1つです。
先生としては、難し目のことまでやっておかないと心配になるのでしょうが、私立歯学部合格に必要なこと以上のことをやりがちで、効率のいい勉強とは言えません。
では、どういった勉強を進めればいいのでしょうか?
基本は、過去問を見ることから始まります。
しかし、私立歯学部では推薦入試(學校推薦型選抜)の過去問を公表していない大学も少なくありません。
そういった時には、どうしたらいいのでしょうか?
そのあたりは、メルオンサイトに詳しく書いていますので、そちらをご覧ください。
「私立歯学部推薦入試を考える際の3つのポイント」、「私立歯学部推薦入試に向けての勉強の進め方」、「歯学部の小論文で本当に大切なこと」、「歯学部の面接が合否に直接、影響する理由」などについて書いていますので、歯学部志望の皆さんのお役に立てると思います。
メルオンでは大学別私立歯学部推薦入試対策講座も行います。
「プロが教える!歯学部の推薦入試どこを受けたらいい?大学別に徹底解説」は、こちら