医学部入試

河合塾発表の「全統模試から見る2024年度入試の志望動向」

河合塾が、2024年度の入試動向を発表しました。

それによると医学部も歯学部も志願者増を予想しています。

 

7月末に行われた第2回全統共通テスト模試の結果から、河合塾が2024年度入試の志望動向を発表しました。

 

それによると「模試の受験者は前年比97%となりました。18歳人口の減少率とほぼ同数です。受験者の志望校記入状況は、国公立大で記入率が前年並みで、私立大では、一人当たりの志望校記入数が減少しており、近年の入試の競争緩和が志望校を減らす動きに繋がっているようです。」としています。

 

国公立大学前期の志望動向は前年比100%で、模試の受験者数が減っている状況の中で志望者は堅調な動きを見せています。

大学別の志望動向では、「難関大学の人気が高い」、としています。

 

また、学部別で見ると「医・歯・獣医などの難関資格系で志望者が増加しました」

「一方で、外国語・国際の減少傾向が続いている」としています。

国公立大学では医学部入試、歯学部入試ともに志願者増が予想されます。

国公立大学入試全体としては、理系の人気が高いようです。

 

私立大学については「私立大全体の志望者数は前年比98%」、「方式別では、一般方式で前年比94%、共通テスト方式で同106%と共通テスト方式で増加しました」とあります。

模試の受験者は前年比97%ですから、私立大学全体の志望者は前年を僅かに上回っています。

 

私立大学の学部別の志望動向を見ると、医学部は前年比109%と大きな伸びを見せています。

2024年度の医学部入試では、志願者はかなり増加する見込みです。

歯学部は前年比94%と、模試の受験者減少以上の志望者減少となっています。

私立歯学部入試の志望者動向は、国公立大学歯学部入試とは異なる動きです。

 

この他では、獣医学部が前年比109%と医学部同様の伸びを見せています。

一方で、薬学部、看護学部の志望動向は、いずれも前年比95%となり医療関連学部の中で医学部だけが志望者を伸ばしています。

 

私立医学部入試での志望者増ですが、共通テスト利用方式の志望者が伸びていることを考えると、医学部入試で国公立医学部と私立医学部を併願することを考えている受験生が多いと思われます。

 

「新課程入試に移行する前に医学部進学を決めてしまいたい」と考えている受験生が多いと思います。

 

なお、医学部を持つ国際医療福祉大学と順天堂大学では、新たに薬学部を設置しますが、それぞれしっかり志望者を集めているようです。